ラノベ感想[放課後トロイメライ]#1
[小説感想]
■富士見ファンタジア文庫『放課後トロイメライ』著:壱乗寺かるた/イラスト:日吉丸 晃
「キャッチフレーズは!」『ラブ!』「合言葉は!」『ラブ!』
「変わらぬ魂はここに生きている!」(from P.185-186)
Yes! ビバ、富士見ミステリー文庫!! 美春ちゃんいいこと言った!

既刊8冊『さよならトロイメライ』から改めましての『放課後トロイメライ』。『夜想譚グリモアリス』→『幻想譚グリモアリス』に続く、富士見ミステリー文庫(以下FM)からのファンタジア移籍組第3弾!(数年前に完結作『Dクラッカーズ』が新装新作含めて移籍してます)
変わらぬトロイメライをありがとう! 八千代ちゃんは相変わらず最強でした!
今回は妹来襲+新聞部主催のバレンタインの本命チョコ争奪レース。なんかとっても某リリアンを彷彿とさせるのは……気のせいではなかろう。微妙にマリみてネタ入ってたし。それにしても「チェキ」ってのは「兄貴」とか「にぃや」とかと同列の言葉だったんですねー。へーw
ファンタジアに移籍したせいか、今回のファンタジア化から読む読者を意識したのか、FM期に比べて一番の違いはミステリー的な要素が今回皆無だったことでしょうかw まぁ稀代の暴走思考の主人公、藤倉冬麻が毎回毎回何らかの事件に巻き込まれてるのも御都合以前にシリーズ重ねるとさすがに不憫で、たまには事件性は忘れて平和に過ごさせてやってくださいと思っていたので、そういう意味では願ったり叶ったりな面もあるんですが、たまにはミステリー的な要素も投入していただきたいものであります。もっとも前シリーズ後盤はミステリーというよりバトルアドベンチャーっぽくなってきてましたけど。
あと今回、登場人物の数が抑えられていたことも評価点。もともと現「トップ3」関係者6人+周辺人物αに加え、事件にかかわる要素として数代前の、既に卒業している「トップ3」OBまで絡む構成で、タダでさえ序盤から登場人物の多かった本作。FM版後半ではここにさらに他校の生徒まで絡んできてさすがに飽和気味。ぶっちゃけ把握しきれてなかったw 移籍に伴う導入編ゆえでしょうが、事件性がないことで登場人物も無駄に増えたりしなかったのがよかったですね。読みやすくて。
ところで本文パッと見たときになんか違和感あったんで何かと思ったら、1ページ辺りの文字数がミステリー文庫に比べて行数で17行→16行、1行辺り42文字→40文字に減ってる様子。1ページ辺り74文字、なんと情報量にして10%も少なくなってるんですね。はー。
【さよならトロイメライ】




さよならトロイメライ
さよならトロイメライ2 かんむり座の約束
さよならトロイメライ3 幻想リプレイ
さよならトロイメライ Novellette―ノヴェレッテ―




さよならトロイメライ4 追想の和音
さよならトロイメライ5 ノエル・アンサンブル
さよならトロイメライ6 恋人たちのエチュード
さよならトロイメライ7 想いの輪舞曲


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